ゴールドウィングの購入を考え調べていると、色々と欠点が気になりますよね。
高い買い物だし先に全てわかった上で検討したいのはわかります。
必ず失敗しないために、この記事でゴールドウィングの全ての欠点をご紹介します。
実際の購入者の声も集めましたので、最後までご覧ください。
ゴールドウィングに欠点はあるの?よく言われる内容を調査
どんなバイクにも魅力がある分、欠点となり得る点があります。ただそれは、必ずしも全員にとって悪いことかというと定かではありません。
人によってはデメリットに感じないこともあるでしょう。
実際にどんな点が欠点と言われているのでしょうか。
重量が非常に重い
ゴールドウィングの重量は、その特徴的な快適性を支える要因の一つですが、その重さは無視できない欠点でもあります。
総重量が約400kgと、中型バイクの約2倍に相当するため、取り回しが非常に難しく感じられることが多いです。
特に停車時や低速での操作では、バランスを崩しやすくなるため、注意が必要です。
しかし、普段から大型バイクに慣れているライダーにとっては、それほど問題と感じないこともあります。
重量が大きい分、安定感や走行中の快適性が向上するため、長距離ツーリングではむしろメリットと捉えることも可能です。
高額な購入価格
ゴールドウィングの購入価格は、豪華な装備と先進技術を備えているため、それなりに高額です。
- 新車:約3,465,000円
- 中古車:266.49万円程度
高級ツアラーバイクとしては妥当な範囲内にありますが、それでもかなりの投資となります。
この価格帯は、バイク愛好家以外には手が届きにくいと感じられるかもしれませんが、ゴールドウィングが提供する快適性や性能を考慮すると、その価値に見合ったものと言えるでしょう。
維持費が高い
ゴールドウィングの維持費は高性能で豪華なバイクだからこそ、決して安くありません。
まず、保険料は高価なバイクであることから、年間7万円から十数万円と高めに設定されています。これは、事故時の修理費用が高額になるためです。
また、定期的なメンテナンス費用も見逃せません。オイル交換、タイヤ交換、ブレーキパッドの交換に加え、複雑な電子機器のチェックや特殊部品の交換が必要になることも多く、年間数万円以上の出費が予想されます。
特に初めて大型バイクを所有する場合は、この維持費の高さに驚かされるかもしれませんが、ゴールドウィングの性能を維持するためには必要なコストと言えるでしょう。
燃費は普通
ゴールドウィングの燃費は、その1800ccの大排気量エンジンと重い車体を考慮すると「普通」と評価されます。公式サイトによると、定地燃費値は27.0km/Lとされていますが、これは理想的な条件下での数値です。
同クラスの他の大型バイクと比較しても、ゴールドウィングの燃費は特に優れているわけではありませんが、その快適性や走行性能を考えれば、十分に許容範囲と言えるでしょう。
大きくて駐車に困る
ゴールドウィングは、その大きなサイズが都市部での駐車において大きな課題となることがよくあります。非常に広いスペースを必要とし、狭い駐車場や路上では取り回しが難しく感じることが多いです。
特に、アパートに住んでいる方や駐車スペースが限られている場合、駐車場所を確保することが困難です。
そのため、専用のガレージやトレーラーを使用するなど、駐車環境の整備が重要になります。
取り回しの難しさ
ゴールドウィングの取り回しの難しさは、特にその重さと大きさに起因します。車体が重く、全長も長いため、狭い場所での操作や低速時の扱いには苦労することが多いです。
しかし、この重さとサイズは、高速道路や長距離ツーリング時の安定性にもつながっており、一概に短所とは言い切れない面もあります。
特に、2020年以降のモデルでは、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)車でもエンストの問題が解消されているため、取り回しの難しさが以前よりも軽減されています。
とはいえ、大型バイクならではの特性と捉え、あまり神経質にならず楽しんで乗るのが良いでしょう。
シート高
ゴールドウィングのシート高は745mmで、一般的には「シートが高い」と思われることもありますが、実際の足つきは良好です。シート前面が絞られたデザインとなっており、158cmの女性でもブーツを履けば問題なく足を地面に着けることができます。
スーパーカブのシート高と比較すると、わずか15mmの差しかないため、思ったほど高さを感じないことも特徴です。
また、ゴールドウィングのシートはクッション性に優れ、長時間のライディングでも快適さを保ちます。
実際に長距離走行後も、お尻の痛みを感じにくいと評価されており、シートの快適さがシート高のデメリットを補っています。
デザインの好き嫌いは激しめ
出典:Webオートバイ
ゴールドウィングのデザインについては、好みが分かれることが多いと言えます。
そのスタイルは、アメリカンバイクやクラシカルなバイクと比較すると非常に近代的で、これを「オシャレ」と感じるかどうかは人それぞれです。
特に、アメリカンバイクの重厚なデザインやクラシカルな雰囲気を好む人には、ゴールドウィングのデザインが洗練されすぎていると感じられるかもしれません。
しかし、一方でネイビーのゴールドウィングは特にクールで目を引くという評価もあります。街中でその存在感を示すバイクとして、注目されることは間違いありません。
白色のモデルが白バイっぽい、赤色のモデルが若干ダサく感じるという意見もありますが、結局のところデザインの好みは個人の感性によるものです。
そのため、ゴールドウィングのデザインに対して賛否が分かれるのは自然なことかもしれません。
都市部には不向き
ゴールドウィングは、その大きさと重量から都市部での使用には不向きとされることが多いです。
駐車に困る点と同様に、狭い駐車場や混雑した道路での取り回しが難しく、バイクの大きさを意識せざるを得ない場面が多いでしょう。
都市部での渋滞や細い路地では、軽快に走ることが難しく、ストレスを感じることもあるかもしれません。
ただし、大通りや広い道を走る際には問題なく快適に走行できますが、都市部での使用を考える際には、そのサイズ感がデメリットになることを理解しておくべきです。
故障時の修理費はとんでもない
ゴールドウィングは、その高度な機能性が魅力ですが、故障時の修理費用が非常に高額になることが一つの大きな欠点と言えるでしょう。
だって、、見ればわかりますがハッキリ言うとただのメカですから。。
- Apple CarPlay対応のインフォテインメントシステム
- 臨場感あふれるオーディオシステム
- Honda SMART Keyシステム
など、最新のテクノロジーが多数搭載されています。これらの電子機器が故障した場合、修理には専門的な技術と高額な費用が必要となるのは疑いようもない事実。
そりゃ故障したらとんでもないでしょうね。普通のバイクと違って、IT要素が強ぎますからね。(笑)
【後悔?】ゴールドウィングの欠点は実際どうなのか
ここまでご覧いただきゴールドウィングの欠点と言われている内容を理解できたと思います。
どうでしょうか。
欠点だと感じましたか?そんなことないなと思いましたか?
実際、購入した人たちはどう思っているのでしょうか。ユーザーの声を探してみましょう。
1時間ほどゴールドウィングに乗った感想をば(^^)
・振動がとても少ない(6気筒)
・転ぶ気がしない(低重心)
・エンストしにくそう(アイドル+αで発進可)
・直進性がビシッとしてる
・冬も余裕(グリヒ等)
・バックギア最高!
・スイッチ多すぎて、慣れるのに時間かかりそう
出典:X
今更ながら、先週念願のゴールドウィングをレンタルして伊豆半島行ってきました。
乗った感想はとりあえず重すぎる。低速運転がきつすぎる一方で走り出したら快適そのもの。走行中の風もほぼ当たらない。DCTの走行性。後席の安定感もずば抜けてる。このクラスなら長距離も余裕やね。また乗りたい😆
出典:X
HONDAゴールドウィングをレンタル!
車とバイクの良いとこ取りな乗り物って感じ!
あと思ったより乗りやすくて楽しい!!
出典:X
ゴールドウィングの欠点への対策
では欠点と言われている点を少しでも抑えるためには、どんなことができるのでしょうか。
中古車を買う
ゴールドウィングの欠点への対策として、中古車を購入する方法があります。
新車の価格が約346.5万円に対して、中古車では約266.49万円程度と、約80万円の差があります。
中古市場でもゴールドウィングは高い人気を誇り、特に良好な状態を保ったモデルは高値で取引されることが多いです。
これは、ゴールドウィングが耐久性に優れ、長期にわたって信頼性を維持できるバイクであることが理由です。
維持費を抑える
ゴールドウィングの維持費を抑えるためには、いくつかの対策があります。
まず、適切な任意保険に加入することが重要です。複数の保険会社を比較して、最適なプランを選ぶことで、保険料を節約できます。
最悪の場合、保険に加入しないという選択肢もありますが、これは慎重に考える必要があります。
さらに、定期的なメンテナンスを行うことで、長期的なコストを削減できます。例えば、エンジンオイルやブレーキフルードの定期交換は、エンジンやブレーキシステムの寿命を延ばし、予期せぬ修理費用を避けるのに効果的です。
また、タイヤやブレーキパッドの状態を日常的にチェックし、早期に交換することで、追加の修理費用を防ぐことができます。
自身で基本的なメンテナンス作業を習得することで、工賃を抑え、維持費全体を削減することが可能です。
都市部済みの人は控える
ここまでご覧いただき都市部の乗車には不向きだと言うことは理解できたでしょう。
もし都市部に住んでいて、長距離のツーリング以外の目的で購入するのであれば、ゴールドウィング以外の選択肢を検討することも一つの方法です。
都市部での使用頻度が低いならば、別の用途に合わせたバイクを選ぶ方が利便性が高いでしょう。
ロングツーリングの際に乗る
素直にロングツーリングを楽しんでください。ゴールドウィングは長距離の旅行や高速道路でのクルージングにおいて、その性能を最大限に発揮します。
ちょっとした買い物には不向きです。間違っても近くのコンビニに行くためのバイクにはしないでください(笑)
それはそれで注目されて承認欲求が満たされそうではありますが。。
ゴールドウィングによくある質問
ゴールドウィングの寿命は?
ゴールドウィングは、その耐久性と信頼性の高さから、非常に長寿命なバイクとして知られています。
適切なメンテナンスを行えば、10万キロ以上走行することも可能です。
特に、エンジンやシャーシが頑丈に作られているため、長期間にわたって高いパフォーマンスを維持することができます。
一般的には、オーナーの手入れ次第で数十年にわたって快適に乗り続けることができると言われています。
ゴールドウィングの最高速は?
ゴールドウィングの最高速度は、おおよそ180km/h前後と言われています。
1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載しており、その大排気量から高速走行時にも安定したパフォーマンスを発揮します。
ただし、ゴールドウィングはツーリングバイクとして設計されているため、最高速よりも快適な巡航速度での走行が本来の性能を引き出すポイントです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
いかがでしょうか。ゴールドウィングの欠点を欠点と感じましたか?
人によっては欠点ですし、そう思わない人もいたでしょう。
高い買い物であることは間違い無いので、色々踏まえて購入を検討してみてください。