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なぜヴェルファイアの中古車は安い?アルファードとどっちを選ぶべきか解説します

2025年2月9日

ヴェルファイアの中古車はなぜ安いのか。

それは次の理由が挙げられます。

安い理由

  • 高価格モデルが中古市場にはない
  • 低年式のモデルが多い
  • アルファードの方が売れるから
  • ターゲット層の変化
  • 過度なカスタマイズがされやすい
  • リセール向きではない

 

また比較されるアルファードとどちらを買うべきか迷うはず。

この記事では、それぞれの特徴や向いている人についても解説します。

後悔しない為におすすめのヴェルファイアについても紹介するので、ぜひご覧ください。

 

ヴェルファイアの中古車はなぜ安い?

ヴェルファイアの中古車は、同じトヨタの高級ミニバンであるアルファードと比較すると、平均120万円ほど安い価格で取引されることが多いです。

その理由として、

  • 高価格モデルの少なさ
  • 低年式車の多さ
  • アルファードの人気の高さ
  • ターゲット層の変化
  • カスタマイズ車の多さ
  • リセールバリューの低さ

などが挙げられます。

ここでは、それぞれの要因を詳しく解説します。

参考:カーセンサー

高価格モデルが中古市場にはない

ヴェルファイアは、アルファードと並ぶトヨタの高級ミニバンですが、中古市場に流通する車両の多くは、比較的グレードの低いモデルが中心です。

アルファードは「エグゼクティブラウンジ」などの高級グレードが豊富にあり、中古車市場でも需要が高いため、価格が維持されやすいのが特徴です。

一方、ヴェルファイアはスポーティな印象が強く、ラグジュアリー層からの支持がアルファードほど強くありません。

そのため、高価格帯のモデルが中古市場にほとんど出回らず、結果として全体の価格が低くなりがちなのです。

低年式のモデルが多い

中古市場では、年式が古くなるほど価格が下がるのが一般的ですが、ヴェルファイアは特に低年式の個体が多く流通しています。

2015年に30系モデルが登場して以降、ヴェルファイアの新車販売は続いていましたが、2023年のフルモデルチェンジでアルファードに一本化される形で廃止されました。

そのため、現在市場に流通しているヴェルファイアはほとんどが旧型(30系以前)であり、価格が下落しやすくなっています。

低年式の車両は、走行距離が多くなりがちであり、経年劣化による修理費用の増加も懸念されるため、結果的に価格が安くなるのです。

アルファードの方が売れるから

ヴェルファイアの中古車価格が下がる最大の理由の一つは、アルファードの人気の高さです。

トヨタの高級ミニバンといえば「アルファード」というイメージが定着しており、中古市場でもアルファードの方が圧倒的に売れやすい状況にあります。

ヴェルファイアも高級感のあるデザインを持っていますが、アルファードの「王者の風格」と比較すると、よりスポーティなデザインが好みを分ける要因になっています。

ターゲット層の変化

ヴェルファイアの登場当初は、若年層やファミリー層からの人気が高いモデルでした。

しかし、近年ではミニバン市場全体が縮小傾向にあり、特に若年層や単身者はSUVやコンパクトカーを選ぶ傾向が強まっています。

その影響で、ヴェルファイアの中古市場でも供給過剰となり、価格が下がりやすい状況になっています。

特に、大人数で乗る機会が少ない単身者や若い世代にとっては、ヴェルファイアよりもSUVやセダンの方がスタイリッシュで選ばれやすいため、中古車の需要が減少しているのです。

過度なカスタマイズがされやすい

ヴェルファイアは、カスタマイズされている車両が多いのも特徴です。

特に、エアロパーツやローダウン、社外ホイール装着などの改造が施されている車両が多く、市場価値を下げる要因となることがあります。

カスタム車は前オーナーの趣味が反映されており、次の購入者にとっては必ずしも好ましい仕様とは限りません。

また、過度なカスタマイズが施された車両は、純正状態に戻すのにコストがかかるため、敬遠されがちです。

リセール向きではない

アルファードとヴェルファイアの最大の違いは、リセールバリュー(売却時の価値)の差です。

アルファードは、高級感のあるデザインとブランド価値の高さから、中古市場でも高い価格で取引されることが多く、リセールバリューが高い車種として知られています。

一方、ヴェルファイアはスポーティなデザインが特徴ですが、市場では「アルファードの方が格上」というイメージが定着しており、売却時の価格が伸びにくいのが現状です。

また、ヴェルファイアは2023年のモデルチェンジで廃止されたため、将来的に中古車市場での価値がさらに低下する可能性があります。

こうした背景から、リセールを重視するユーザーはアルファードを選ぶ傾向にあり、ヴェルファイアは価格が下がりやすいのです。

 

安いヴェルファイアの中古車を買う時のポイント

ヴェルファイアの中古車は価格が下がりやすい傾向にありますが、その分「安く買える=お得」とは限りません。

事故歴や修復歴、内外装の劣化、カスタマイズの状態、メンテナンス履歴などをしっかり確認しないと、購入後に高額な修理費が発生する可能性もあります

事故歴や修復歴

ヴェルファイアに限らず、中古車を購入する際に最も注意すべきポイントの一つが事故歴や修復歴です。

  • フレーム(骨格)部分の修復歴があるか
  • エアバッグが作動した履歴があるか
  • ボンネットやバンパーの交換歴があるか

これらの情報は、車両の走行性能や安全性に大きく関わるため、できるだけ修復歴のない車両を選ぶのが理想的です。

また、修復歴がある車は、見た目がきれいでもフレームやシャーシにダメージが残っている可能性があります。

特にミニバンはファミリー向けとして購入されることが多いため、安全性を第一に考えましょう。

購入時には、車両の「修復歴あり」表記の有無を必ず確認し、販売店にも詳細を聞くことが重要です。

内外装の劣化

ヴェルファイアは高級ミニバンとして内装の質感が高いモデルですが、中古車の場合、シートやパネルの劣化、天井の汚れ、タバコやペットの臭いなどが問題になることがあります。

特に法人車両や送迎車として使われていた個体は、走行距離が多く、内装の消耗が激しいケースがあるため注意が必要です。

チェックポイントとして、以下の点を確認しましょう。

  • シートのヘタリや破れ(特に2列目・3列目シート)
  • ハンドルやシフトノブの擦れ
  • 内装パネルの傷や浮き
  • 天井の汚れやタバコ臭

また、外装も重要なポイントです。

バンパーやドアパネルの傷、サイドステップの擦れなどは、修理費用がかかるため事前に確認しておきましょう。

カスタマイズの量

ヴェルファイアは、カスタマイズが施された中古車が多いのが特徴です。

特に、エアロパーツ、ローダウン、社外ホイール、マフラー交換などがされている車両は、好みに合わない場合、逆に購入後のコストが増える原因になります。

カスタム車両を購入する際に注意すべき点は以下の通りです。

  • 車高が極端に低い車両は乗り心地が悪い可能性がある
  • 社外パーツが多いと修理や車検の際に追加費用がかかる
  • 電装系(HIDライト、ナビ、スピーカーなど)の改造はトラブルの原因になりやすい

また、カスタム車両は再販時の価値が下がりやすいため、リセールを考えるなら純正状態に近い個体を選ぶのがおすすめです。

過去のメンテナンス履歴

ヴェルファイアは、ハイブリッド車とガソリン車の両方が存在し、しっかりメンテナンスがされていれば耐久性の高い車ですが、メンテナンス履歴が不明な車両は注意が必要です。

  • 定期的なオイル交換がされているか(特にハイブリッド車は重要)
  • タイミングチェーンの状態は問題ないか
  • バッテリーやブレーキパッドなどの消耗品が交換されているか

これらの点を販売店で確認し、整備記録簿がある車両を選ぶのが理想的です。

特にハイブリッド車はバッテリーの寿命があり、交換には20万〜30万円以上かかることもあるため、年式と走行距離を考慮して選ぶことが大切です。

 

アルファードとヴェルファイアどちらを買うべきか

アルファードとヴェルファイアは、どちらもトヨタの高級ミニバンとして人気がありますが、デザインやリセールバリュー、ターゲット層に違いがあります。

「どちらを選ぶべきか?」は、使用目的や求めるポイントによって変わります。

選びたいポイント アルファード ヴェルファイア
高級感
リセールバリュー
スポーティさ
カスタマイズ向き
価格の安さ
室内の快適性
ビジネス向け
個性・インパクト

アルファードを選ぶべき人

出典:アルファード公式サイト

アルファードは「高級ミニバンの王者」としてのブランド価値があり、リセールバリューの高さや内外装の上質さを求める人におすすめです。

ブランド価値や高級感を重視する人
アルファードは、エグゼクティブラウンジなどの豪華なグレードがあり、上品なデザインが特徴です。

リセールバリューを気にする人
アルファードは、中古市場での需要が高く、売却時の価値が落ちにくいのが特徴です。
特に「黒」「パールホワイト」といった人気色は、高値で取引されやすいため、将来の買い替えを考えている人にとって有利な選択肢になります。

落ち着いたデザインを好む人
ヴェルファイアに比べて、アルファードは大人っぽくシンプルで上質なデザインが特徴です。
そのため、ファミリー層だけでなく、ビジネス用途や落ち着いたデザインを求める方に向いています。

家族向けの快適性を重視する人
アルファードは、室内空間が広く静粛性が高いため、長距離移動でも快適に過ごせる設計になっています。
ファミリーカーとして使う場合でも、後席の快適性が高く、小さな子どもや高齢者が乗る場合にも適しています。

ヴェルファイアを選ぶべき人

出典:ヴェルファイア公式サイト

ヴェルファイアは、アルファードよりもスポーティなデザインが特徴で、個性的なミニバンを求める人におすすめです。

見た目のインパクトを重視する人
ヴェルファイアは、アルファードよりもアグレッシブなデザインが特徴です。
フロントマスクやヘッドライトのデザインがシャープで、スポーティな印象を与えます。
特に、カスタマイズを楽しみたい人に人気があります。

価格を抑えて高級ミニバンに乗りたい人
ヴェルファイアはアルファードよりも中古市場での価格が安く、同じ年式・グレードでもヴェルファイアの方が120万円ほど安くなることもあります。
そのため、高級ミニバンをできるだけ安く購入したい人に適しています。

カスタマイズを楽しみたい人
ヴェルファイアは、カスタマイズベースとしての人気が高く、エアロパーツやローダウンなどの改造が施された車両が多く流通しています。
個性的なカスタムを楽しみたい人にはぴったりの車種です。

中古でお得に買いたい人
リセールバリューはアルファードよりも低いものの、その分中古価格が手頃になっているため、コストパフォーマンスを重視する人にとってはメリットが大きいです。

 

【中古車】後悔しない為のおすすめの安いヴェルファイアを紹介

  • ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズ
  • ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズII

ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズ

ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズは、2011年に登場した特別仕様車で、通常の2.4Zに比べて高級感のある装備が充実しています。

おすすめポイント

  • 専用デザインのLEDヘッドライトやゴールドのエンブレムを採用
  • ハーフレザーシートや専用インテリアで上質な室内空間を演出
  • 2.4Lエンジンは燃費とパワーのバランスが良く、維持費も抑えやすい
  • 高級感がありながら、中古市場では手頃な価格(120万~180万円程度)

このグレードは、「ヴェルファイアの高級感を手頃な価格で味わいたい」という方にピッタリのモデルです。

特に、ファミリー層に人気が高く、リセールバリューも比較的安定しています。

ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズII

ヴェルファイア 2.4Z ゴールデンアイズIIは、2013年に登場したゴールデンアイズの後継モデルで、さらに装備が充実した仕様になっています。

おすすめポイント

  • ゴールデンアイズ専用のブラック×ゴールドのインテリアデザイン
  • 高級感のある専用ブラックメッキグリル&ドアハンドル
  • 先代モデルよりも遮音性が向上し、静粛性が高い
  • 中古市場では150万~220万円程度とコストパフォーマンスが良い

ゴールデンアイズIIは、初代ゴールデンアイズと比べて静粛性が向上し、インテリアの高級感もアップしているため、より快適なミニバンを求める方におすすめです。

 

まとめ|なぜヴェルファイアの中古車が安いのか

・なぜヴェルファイアの中古車は安い?アルファードとどっちを選ぶべきか解説します

ヴェルファイアはアルファードと並ぶトヨタの高級ミニバンですが、中古市場では価格が下がりやすい傾向にあります。

その理由として、アルファードと比べて需要が低いこと、ターゲット層の変化、リセールバリューの差などが挙げられます。

特に、2023年のモデル統合により市場に流通するヴェルファイアは旧型ばかりとなり、価格がさらに下落しています。

しかし、安いからといってすべてのヴェルファイアが「買い得」とは限りません。

修復歴や内外装の状態、カスタマイズの有無、メンテナンス履歴をしっかりチェックしないと、購入後に高額な修理費が発生する可能性もあります。

アルファードとヴェルファイアのどちらを選ぶかは、ブランド価値やリセールを重視するならアルファード、価格を抑えてスポーティなデザインを楽しみたいならヴェルファイアが適しています。

中古市場での選び方を間違えなければ、ヴェルファイアはコストパフォーマンスの高い高級ミニバンとして、満足度の高い選択肢になるでしょう。

 

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