XSR900に興味があるけれど、
と不安に感じていませんか
たしかに、XSR900は845ccの3気筒エンジンをベースに、888ccへと進化したパワーユニットを搭載し、加速力と高速巡航性能に優れたネイキッドバイクです。
高速道路でもストレスなく走行できる反面、
- もし自分の操作が追いつかなかったらどうしよう...
- 初心者の自分には危険なのでは…
と悩んでしまう気持ちは、ごく自然なものです。
特に初めての大型バイクとしてXSR900を検討している場合、スピード感や加速特性に対する不安は無視できません。
記事の内容 最高速度や速い理由 実際の口コミ 後悔しないためのポイント
「速すぎて危ないのでは?」という不安を、読み終えるころには安心へと変えられるよう、しっかりと情報をお届けします。
XSR900は速すぎる?評判を調査してみた
出典:XSR900 公式サイト
ポイント
最高速度は180km?
XSR900の最高速度はメーカー公表値ではありませんが、多くのユーザーによる実測ベースで180km/h前後とされています。
845cc→888ccへと進化した3気筒エンジンは、ミドルクラスとしては驚異的なトルクと加速力を誇り、高速道路やワインディングでも余裕のある走りを実現。
特に低中速域からのトルクが強く、気づけばスピードが出ているという声も少なくありません。
つまり、知らず知らずのうちに法定速度を超えてしまう可能性があるバイクであり、扱いには十分な注意が必要です。
リミッターを解除してフルパワー化したら220km!馬力は120ps
リミッターを解除してフルパワー化すると、XSR900は220km/h以上のスピードを出すポテンシャルを持っています。
2022年モデル以降の現行型では、エンジン出力は120ps(約118馬力)まで高められており、MT-09譲りの高出力が特徴です。
もちろん、スピードリミッターカットは法的リスクが伴うため、公道での使用は非推奨。
さらに
- 任意保険が適用されない可能性
- 体への負担
- 安全性
を考慮すると、現実的にはリミッター内での運転が無難です。
速さを求めすぎず、安全運転を心がけましょう。
なぜ速いのか、その理由とは
XSR900がこれほどまでに速い理由は、888ccの3気筒エンジンと軽量な車体設計にあります。
エンジンはヤマハのMT-09と同系統で、トルクと高回転の伸びを両立した「クロスプレーン・コンセプト」を採用。
さらに、アルミ製フレームによる軽量化が加速性能を引き上げ、レスポンスの良い電子制御スロットルやモード選択機能も高性能に貢献しています。
つまり、XSR900は高出力エンジン+軽量ボディ+電子制御という3拍子そろったスピード志向の設計思想が、速さの源となっているのです。
実際の口コミ
口コミ 3気筒エンジン独特の力強さとスムーズなフィーリングが楽しいです。どのギアからでもアクセルをひねれば猛獣の如く加速します。正直日本では持て余しますし、景色をゆっくり楽しみながらゆったり走るバイクでは無いです。油断すればすぐに法定速度を超過しそうになりますし、自制心と注意力が常に求められます。独特の排気音とメカニカルノイズがその気にさせてくれます。
口コミ 845ccから888ccに上がり、馬力も120馬力となりました。
ただし、電子制御でしっかりと調教されており、初代MT-09と比較すると随分と大人しくなったと思います。もちろん電子制御の介入を切れば、それはそれは恐ろしい暴れ馬になりますが。
トルクフルで、まあ坂道も平坦路のように走ります。
日本の公道では不満を覚えることは無いでしょう。
口コミ パワーという点では文句無しです。低速から湧き出るトルクによりスタンダードモードでも私にとっては血の気が引くような加速です。バイクが前へ前へ出ようとするような感覚と言ったらいいでしょうか。乗り手の自制が必用なエンジンだと思います。3気筒は初めてですが4気筒車より荒々しい感じです。また、音も性能のひとつだと思いますが排気音はとても気に入っています。特に回さなくても猛獣が唸るような迫力のある低音に酔いしれています。エンジンが温まるまではキュルキュルという音が混ざりますが温まってしまうと低音だけになって良い感じです。
参考:価格.com
XSR900は初心者には速すぎる?安心できる要素はあるのか
ポイント
ポジションとライディングスタイルが初心者でも安心できる理由
XSR900はネイキッドスタイルのバイクらしく、アップライトで自然なポジションが特長です。前傾がきつくないため、ライディングに不慣れな初心者でも安心感があります。
初心者にやさしい設計ポイント アップライトなライディングポジション 足つきの良いシート高約810mmと比較的低め 自然な取り回し性能
ハンドル操作がしやすく、視界も確保しやすい
停車時の安定感に直結
街乗りやツーリングでも扱いやすい
「速すぎる」と言われるXSR900ですが、ポジション設計は初心者でも乗りやすいよう配慮されています。
トルクとフレーム設計が安定性を支える
XSR900はミドルSS(スーパースポーツ)顔負けの加速性能を持ちながら、トルク特性とフレーム設計によって抜群の安定感を実現しています。
888ccの3気筒エンジンは、低速域からしっかりとトルクを発揮するため、発進や低速走行時の扱いやすさが抜群です。
さらに、ヤマハ独自の軽量アルミ製ダイヤモンドフレームにより、剛性と柔軟性のバランスが取れており、直進安定性やコーナリング時の安心感を支えています。
速くても“怖くない”バイクとして設計されている点は、初心者にとって大きなメリットとなります。
モードや装備で安定した走行が可能
XSR900にはライディングモード、トラクションコントロール、クイックシフター、ABSといった電子制御装備が標準搭載されています。
ライディングモードでは「スタンダード」「スポーツ」「レイン」などが選べ、初心者はトルクを穏やかに制御するモードを選ぶことで、無理なく運転できます。
特に急なアクセル操作や滑りやすい路面でも、トラクションコントロールが介入し安全性を高めてくれるため、思わぬ転倒リスクを減らすことができます。
これらの装備は、速さに不安を感じているライダーにとって大きな安心材料となるでしょう。
XRS900は速すぎる?後悔しないためのポイント
ポイント
試乗時のポイント
XSR900を試乗する際は、速さやエンジン性能だけでなく、日常的な乗りやすさも確認すべきポイントです。
以下の項目に注目しておくと、購入後のギャップを防げます。
チェックすべきポイント
購入後に「想像と違った」とならないよう、試乗でしっかり体感しておきましょう。
燃料タンクは14L
XSR900の燃料タンク容量は14Lと、排気量に対してはやや小さめの設定です。
仮に燃費が20km/Lだとすると、満タンで走れる航続距離は約280km。
ツーリングなど長距離走行を考えている場合は、給油ポイントの計画が重要になります。
加えて、走行スタイルやモード選択によっても燃費は大きく変動するため、自分の使用用途に合っているかを見極めておくことが大切です。
高速道路で飛ばす場面が多い方や、長距離移動を頻繁に行う方はこの点も意識しておきましょう。
ガソリン満タンで何km走る?航続距離は?
XSR900の平均燃費は使用環境によって変わりますが、一般的には約18〜22km/Lといわれています。
満タン14Lで換算すると、実際の航続距離は250〜300km前後が目安となります。
ツーリング先でガソリンスタンドが限られる地域を走る際は、早めの給油を心がけることで安心感が増します。
燃費はエンジン回転数やアクセル操作にも左右されるため、エコモードでの走行や余裕を持ったスロットル操作を意識することで、航続距離を伸ばすことも可能です。
買取相場と資産価値
XSR900は、購入後のリセールバリューにも優れたバイクです。買取価格の目安は以下の通り。
XSR900の買取相場(※バイクパッション調べ)
状態 | 年式 買取価格(万円) |
平均相場 | 63.2万〜83.7万円 |
上位モデル | 83.7万〜112.6万円以上 |
資産価値が高い理由 ネオクラシックなデザインと最新電子装備の融合 ユーザー満足度の高い走行性能 人気車種として安定した中古需要
長く所有しても価値が下がりにくく、将来的に手放す際の安心材料にもなります。
まとめ|XRS900は速すぎる?
XSR900は確かに高出力でスピード性能も非常に優れたモデルですが、それだけがこのバイクのすべてではありません。
以下のポイントを押さえることで、自分に合ったバイク選びの参考になります。
ポイント
これらを総合すると、XSR900は「速すぎるけど扱いにくい」バイクではなく、「速くても安心して扱える」バイクとして非常にバランスの取れた一台といえます。
試乗や各スペックの把握を通じて、自分に合うかどうかを冷静に判断しましょう。
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