カワサキの250TRの購入を検討する上で、気になるのが「壊れやすいかどうか」。
巷では、壊れやすいという噂も回っているため気にするのは当然でしょう。
もし、壊れやすいバイクを買ったら、仮に車体価格が安くても維持費が高くつき本末転倒ですもんね。
この記事では、カワサキの250TRが実際に壊れやすいのかどうか口コミをベースに調査した結果をお伝えします!
また、デメリットや欠点についてもお伝えするのでぜひ最後までご覧ください。
カワサキ250TRは壊れやすい?
カワサキ250TRは、クラシックなデザインで愛されているモデルですが、一部のユーザーから「壊れやすい」と言われることもあります。しかし、結論から言うと、特別に壊れやすいバイクではありません。
この評価の背景には、250TRが1970年代に初登場した歴史の長いバイクであること、そして中古市場での流通が多いことが影響しています。
古い形式のバイクは、当然ながら年数が経過しているため、メンテナンスが行き届いていなかったり、摩耗部品が劣化している場合が多いです。
そのため、中古の250TRに乗っているライダーが故障や不具合を経験しやすいのは事実ですが、これは250TRに限った話ではなく、どんな古いバイクにも当てはまる点です。
また、2007年モデル以降は排出ガス規制に対応するため、キャブレターの仕様が変更され、扱いやすくするためにハンドルバーの幅が30ミリ短くなるなどの改良が施されています。
これにより、最新モデルの250TRはさらに信頼性が高くなっており、壊れやすさが大きな問題になることは少なくなっています。
結局のところ、適切なメンテナンスを行えば、250TRはしっかりと走り続けてくれるバイクと言えるでしょう。
カワサキ250TRは壊れやすいわけではないがデメリットも・・
カワサキ250TRは壊れやすいわけではありませんが、いくつかのデメリットが存在します。特に、250ccクラスのバイク特有の弱点や設計上の制約があり、これらを理解した上で購入を検討することが重要です。
- エンスト癖がある
- エンジンの寿命は3万キロ
- 加速力が弱い
- 車体が軽く、高速は怖い
エンスト癖がある
カワサキ250TRにはエンスト癖があると言われています。特に信号待ちや低速走行時にエンストが発生しやすく、ライダーにとってはストレスになることがあります。
走行中に突然エンジンが止まることは少ないものの、エンストする場面では、初心者ライダーにとっては不安要素となるでしょう。
この点は、しっかりとメンテナンスを行うことや慣れで対処できることもありますが、注意が必要です。
参考:BikeBros
エンジンの寿命は3万キロ
250TRのエンジン寿命は一般的に約3万キロとされています。
4ストロークエンジンとしては、少し早い寿命かもしれませんが、定期的なオイル交換や適切なメンテナンスを行えば、さらに長く乗り続けることが可能です。
ただし、エンジンが長く持たないと感じる方もいるかもしれないため、購入時には走行距離に注意することが大切です。
加速力が弱い
250TRはクラシックなスタイルに反して、加速力が弱いと感じるライダーが多いです。
特に、高速道路や長距離ツーリングでは、他の250ccモデルと比べても加速性能に物足りなさを感じるかもしれません。
街乗りやゆったりとしたクルージングには向いていますが、速さを求めるライダーにとっては不満が残る点です。
車体が軽く、高速は怖い
カワサキ250TRは車体が軽いため、時速80km以上の高速走行時に横風によるふらつきを感じることがあります。
特に高速道路での走行では、250ccクラスのバイク全般に見られる不安定さが顕著になるため、長距離の高速走行を予定している方には注意が必要です。
とはいえ、これは250ccクラス全般に言えることでもあり、日常的な街乗りにはさほど問題にはなりません。
カワサキ250trに関するよくある疑問
カワサキ250TRを検討している方がよく持つ疑問について解説します。
- エストレヤと250trの違いは何ですか?
- 250trにインジェクションが搭載されるのはいつからですか?
- カワサキ250tr リッター何キロ? 燃費は?
エストレヤと250trの違いは何ですか?
エストレヤと250TRは同じカワサキのクラシックスタイルバイクですが、いくつかの違いがあります。
まず、250TRはシンプルな装備が特徴で、スピードメーターのみが搭載されています。
加えて、前後フェンダーがプラスチック製で、全体的にチープな印象を与える部分もあります。
一方、エストレヤはタコメーター付きで、フェンダーも鉄製と高級感があります。
そのため、カスタムを前提とするなら250TRが適しており、特にカスタムをしないのであればエストレヤを選ぶのが無難でしょう。
250trにインジェクションが搭載されるのはいつからですか?
250TRにインジェクションが搭載されたのは2007年モデルからです。
これ以前のモデルはキャブレター式となっており、キャブ車独特の味わい深い乗り味を楽しむことができますが、インジェクションモデルは燃費性能や始動性が向上しています。
日常の使い勝手や整備性を重視する方は、インジェクション搭載モデルを選ぶと良いでしょう。
カワサキ250tr リッター何キロ? 燃費は?
カワサキ250TRの燃費は、メーカー公表値では41km/Lとなっていますが、実際の街乗りやツーリングでの平均燃費はおおよそ30km/L前後が一般的です。
燃費性能は乗り方や道路状況に左右されるものの、250ccクラスとしては優秀な数値です。
燃費を気にする方にも、日常の足として十分な性能を発揮するでしょう。
まとめ|カワサキ250trは特別壊れやすいわけではない
カワサキ250TRは壊れやすいと一部で言われることがありますが、特別に壊れやすいバイクではありません。
年式の古い中古車が多いため、経年劣化による故障のリスクはありますが、適切なメンテナンスを行えば十分長く乗ることができます。
また、いくつかのデメリットも理解しておくべきですが、これらは250TRに限った問題ではなく、250ccクラス全般に共通する点です。
この記事を参考にして、250TRの魅力と注意点をしっかり把握し、バイク選びに役立ててください。